遊戯王ARC-V 第16話
第16話「天才料理人 茂古田未知夫」
遊矢がプロを目指す為の第一歩、ジュニアユース選手権出場の為の四連戦がいよいよ始まる。
榊家の動物が増えてます。
以前から居た犬のアンと猫のコール、
更にワット、キロと名付けられた犬二頭に、名前不明の猫が二匹。
また洋子さんが拾ってきたらしい。
名前がアンコールから遺跡名のアンコールワット、単位であるワットとキロ、と、
関連がありそうでない、連想ゲームのような不思議な名付け方です。
朝から食卓に座って待っていたのは素良。すっかり榊家に馴染んでます。
デュエルに遅れると朝食を急かす遊矢。
しかし、洋子は主婦に話題のミッチーのレシピ、ミルフィーユとんかつの調理に手間取っていた。
洋子が「あ〜ゴチャゴチャ言うから失敗した〜！」と騒いでる所をみると、結構そそっかしいお母さんですね。（笑）
結局洋子の料理は間に合わず、朝ご飯を食べずに出かけた遊矢。
美味しい匂いに釣られてやってきたのは「霧隠料理スクール」。
待ち合わせしていたニコに連れられて中に入ると、対戦相手の茂古田未知夫（もこた みちお）が登場。
未知夫は主婦に大人気の少年料理人だという。
僕の完璧なレシピに基づいたクッキングデュエルをご馳走してあげるよと言う、自信満々な未知夫。
一方、未知夫の母（麻衣子）は、
既に選手権出場資格を持つ未知夫になぜデュエルさせるのか！？と霧隠塾長に抗議していた。
霧隠はこのクッキングスクールの校長・・・ではなく、塾長？
母親は息子を「未知夫ちゃん」と呼び、その実力を信じて疑わない。
未知夫も「ママ」と呼んでいて、かなりベッタリな親子のようです。
未知夫の母は、息子のデュエルを撮影して、夫に中継。
未知夫の父親は「割烹もこた」の店主らしく。
料理の仕込みの為の息子の観戦には行かずに、調理場にモニターを置いて黙々と作業していた・・・。
アユ、タツヤ、フトシが応援に駆けつけ、いよいよデュエルが始まる。
先攻の未知夫が、フィールドに隠されたアクションカードを次々と手に入れ、
場に三体のCM（クックメイト）モンスターを揃える。
その頃、雲竜型デュエル塾で、相撲タイプのデュエリストと素良がデュエル。
素良はあっさり勝って次のデュエルへ。
柚子が付き添っているのは、融合召喚での戦い方を見せて教える為かな？
しかし、柚子はボーッとしてます。
前回の黒マスクの男の件で、悩んでる？
遊矢はウィップバイパーを召喚し、バトルを仕掛けるが、未知夫のアクションカードでバトルは無効に。
遊矢も負けじとアクションカードを使い、再び攻撃。
その効果で、未知夫の場の三体全てのCMを破壊する。
遊矢が形勢逆転したかにみえたが。
未知夫は永続トラップ、フード・セメタリーを発動。
このターンに破壊されたCMはフード・セメタリーに収納され、
収納された枚数のCMがデッキから未知夫の手札に加わる。
さらに、永続魔法、ワンダー・レシピを発動。
フード・セメタリーに収納された枚数分のRCM（ロイヤル・クックメイト）を特殊召喚。
未知夫の場に、ナイト・ナポリタン、プリンセス・プリン、プリンス・カレーが現れ、
遊矢は効果ダメージを受けてしまう。
いずれも攻撃力の低いモンスターだが、
モンスター効果とアクションカードを使い、攻撃力を上げたプリンス・カレーで、
遊矢のウィップバイパーは破壊されてしまう。
遊矢のターン、ペンデュラム召喚で三体のモンスターを召喚するが。
未知夫の三体のRCMの効果で、RCM達は手札に戻り、遊矢がペンデュラム召喚した三体は破壊されてしまう！
場のモンスター全てを失った遊矢。
ここから逆転できるのか？
クッキングデュエルという事で、台詞も演出も凝っていて楽しい回でした。
アユ、タツヤ、フトシの観戦解説三人組も、未知夫のモンスター達を美味しそうに見とれたり。
お互いツッコミを入れたりと、なかなか面白いです。
未知夫の方は、父親と母親で大分様子が違います。
息子のベッタリで甘々な母親と、職人気質な父親。
このクセのある親子関係は、このデュエルで変化するのかな？
料理番組ネタをふんだんに入れてきてます。
分かる範囲だと元ネタは「MOCO'Sキッチン」「料理の鉄人」「BISTRO SMAP」あたりかな。
コミカル展開に定評があり、ネタ好きな雑破さんらしい。（笑）
フトシの「しびれる〜！」の変化系「しばれるー！」に笑いました。
デュエル前の口上シーン、二人のアクションが派手でよく動く。
（原さん原画？）
腹ぺこの崩れた遊矢の表情、満腹のモンスター達など、コミカルな作画が今回も楽しい。
（作監：蛯名秀和）
（脚本：雑破業）
