遊戯王ZEXAL 第71話
第71話「奇跡のかっとビング!未来を切り開けゼアル!!」
バリアン界の使者に体を乗っ取られたフェイカー。
ハートアース・ドラゴンは復活し、除外されたカードの枚数に応じて攻撃力を上げ、
さらに相手フィールドのモンスターを全て守備表示に変えてしまう。
ハートアース・ドラゴンがネオギャラクシーアイズに攻撃。
カイトはトラップでネオギャラクシーアイズを除外し、バトルを終了させ、
さらに、手札のモンスターの効果でフェイカーにダメージを与えようとするが、
防がれてしまった。
遂に膝をつくカイトとシャーク。
その時、ハルトの力がスフィアフィールドを開放。
カイトとシャークに促され、遊馬はスフィアフィールドに飛び込む。
アストラルと合体し、再びゼアルの姿に。
シャイニングドローで引いたZW-玄武絶対聖盾(アルティメットシールド)を召喚、
その効果で、除外されてたホープレイ、シャークドレイク・バイス、
そしてネオギャラクシーアイズが復活!
三人のエースモンスターが、場に揃う。
ZW-玄武絶対聖盾と装備魔法をホープレイに装備し、
攻撃力を上げ、二回のダイレクトアタックを可能にしたが、
バリアンのトラップにより阻まれ、さらに強制バトルが発生。
このままではバトルでのダメージが跳ね返され、遊馬達が敗北してしまう。
ここでZW-玄武絶対聖盾の効果が発動。
跳ね返された効果ダメージを吸収し、攻撃力を上げ、
さらに、ハートアース・ドラゴンの全ての効果を無効化。
16600のホープレイの攻撃で、遂にハートアース・ドラゴンを破壊。
デュエルに勝利する。
フェイカーに取り憑いていたバリアンは消滅。
地下ゴミ処理上は爆発し崩壊を始める。
ハルトは助かり、目覚めたオービタルによって小鳥も合流。
しかし、フェイカーは崩壊した瓦礫と共に落下。
フェイカーを助けにカイトが、そして遊馬も飛び込んでいく。
フェイカーとカイトを救う遊馬。
フェイカーが遊馬に問う。
フェイカー「何故だ、九十九遊馬。
なぜお前は私を?」
遊馬(ゼアル)「あんたの事は憎いさ。
けど、あんたは、一生懸命ハルトを生かそうとした。
きっと父ちゃんなら、仕方がないって笑う。」
遊馬の笑顔が、一馬の笑顔と重なる。
自分の犯した罪を悔やむフェイカー。
そこに突如現れるトロン。
復讐に来たと思われたトロンに、謝罪し、カイト達を助けるようフェイカーは懇願する。
オービタルによって脱出した小鳥とシャークの元に、
遊馬、アストラル、フェイカーとカイトが帰ってきた。
トロンが最後の力で助けてくれたのだ。
負傷したシャークは、ゴーシュとドロワによりヘリで搬送されていく。
息子達に謝罪するフェイカー。
遊馬は、デュエルカーニバルで優勝した賞品をまだ貰っていないといい、
カイトとのデュエルを希望する。
これが事実上の決勝戦。
挑戦を受けて立つカイト。
遂に決着が付きました!!
フェイカーもカイトも無事で良かった!
異世界の扉が開いた時、バイロンを助けようとした一馬と、
決勝戦後に、トロンを助けようとした遊馬と、
フェイカー・カイト親子を助けようとした今回の遊馬と、
三つの場面がちゃんと繋がってます。
みんな遊馬と一馬の九十九親子に救われたんだ。
「バイロン、済まなかった。」
トロン(バイロン)は、フェイカーのこの謝罪の言葉を、
本当はずっと望んでいたのだと思うし、この一言でトロンも救われたと思う。
トロンも「さらばだ、友よ。」と答えてくれたから、
フェイカーの事、許してくれたんだな。
しかし、トロンは帰ってこないのか!!
これじゃ、目覚めた息子達が泣くぞ。
残された三兄弟は、この後どうするんだろう・・・。
父親を探して旅に出たりするのか?
息子達の為にも、戻ってきて欲しいな・・・。
でないと、彼らが可哀相だ・・・。
遊馬とアストラルの活躍。
ゼアルの「それはどうかな?」発動!!
遊馬とアストラルの二人の声で、この台詞を一緒に言ってくれたのが嬉しい。
フェイカーを助ける時の、遊馬の台詞。
「きっと父ちゃんなら、仕方がないって笑う。」
55話、5年前の回想で、バイロンを助ける時の、父・一馬の台詞。
「やんちゃ坊主曰く、デュエルをすれば皆仲間だそうです。」
二人とも、お互いがいない場所で、誰かを助ける時、その理由に、
父の事を、あるいは息子の事を語る。
強い絆で結ばれた親子なんだと感じさせます。
シャークはゼアルの姿を見るのがこれが初めてか。
しかし、とっさに飛んできた瓦礫から遊馬を身を挺して庇うとは。
お腹に傷があるのに、無茶し過ぎる!!(汗)
「遊馬を助けたい!」という思いが本当に強いんだな・・・。
「オービタル!いつまで眠っている!オービタル7!」
オービタル!壊れてなかった!
普通に復帰してた!(笑)心配させやがって!!
ここのホストコンピューター等と同じで、自動修復機能があるのかな?
オービタルがまだ動けるってカイトは知ってたんですね。(笑)
戻ってきた遊馬達を見て小鳥が即座に「遊馬!アストラル!」と、
見えてないハズのアストラルの名前をちゃんと呼んでくれたのが嬉しい。
存在を認めてもらえてるみたいで。
たとえ見えなくても、小鳥の中ではアストラルは遊馬の側にいつも居るんだな。
ゴーシュとドロワも登場。
魂を奪われていたドロワも、トロンの魂解放のお陰で無事だったみたいです。良かった。
でも、ドロワさんが介抱したいのはカイトの方かも。(笑)
バリアンの力に関して。
バリアンによって与えられた、ハルトの力と、トロンの紋章の力、は、
バリアンの意思に反して使用者が自由に使う事が可能で、
バリアンが消滅した後も使用できる様子。
ハルトの力の方は、もう殆ど使い果たしてしまったけど、
トロンの紋章の力はまだ使えたのか。
バリアンの謎は他にもいろいろ。
トロンとフェイカー、両方に力を与えたのは何故なのか?
最初から、トロンの復讐が失敗に終わるのを前提として、
フェイカーの元にナンバーズが集まりやすいようにする為、
トロンを利用した?
地下のゴミ処理場と、ハルトの悲鳴。
あれは、ハートランドから集めたゴミを弾丸として、
ハルトの力でアストラル世界に向けて発射していたのかな?
遊馬の元気なバク転も久しぶりに見れた!!
このピョンピョン跳ねる感じの動きが楽しい。
(作監:斉藤圭太)
(脚本:吉田伸)