劇場版 遊☆戯☆王 〜超融合!時空(とき)を越えた絆〜




映画見てきました。



遊戯王デュエルモンスターズ、GX、5D's、どれか一つでも好きな人は見に行くべき。

DVD化待ちはお勧め出来ません。

あの迫力と興奮はぜひ3D劇場で見るべき。







詳しい感想は以下、ネタバレ注意。

いや、凄い映画でした。(笑)

何が凄いって。



ただでさえ大スクリーンと大音量で迫力あるのに、

加えて3Dでキャラが飛び出すし。

おまけに、美麗な加々美作画!



毎度お馴染みの遊星のスターダスト召喚や、

三人がデュエルディスク構えるシーンはTVCMで何度も見てるはずなのに、

まるで違って見える!!どのシーンもかっこいい!!



・・・凄すぎる!なんかズルイ!

これがいつもTVで見ているあの遊戯王なのか?!と思えてきます。



アニメ映画は基本的にDVD化してから鑑賞する派ですが、

おそらくこの映画もDVD化はするでしょうけど、

アニメ遊戯王のファンなら、DVDなんて待たずに、一度は劇場で見ておく事をお勧めします。

本当、迫力が違う。





その他、細かい感想を。



初っぱなから、十代さんの派手なアクションシーンに驚かされた。(笑)

ヒーローアクションアニメかと思ったよ。



基本は遊星の話かな?
圧倒的な力を見せつける敵を前に、一度は絶望しかける遊星だが。

遊戯と十代に励まされ。

いつも自身が口にしている”絆”の大切さを再確認し、奮い立つ。



冒頭、今でもゼロ・リバースの悪夢を見て苦しむ遊星が、かわいそうで。

ダークシグナーとの戦いで町を救い、平和を手に入れたはずなのに・・・。

いまだに心の深い影となってるんですね。



各シリーズのキャラ登場!



現シリーズって事で、5D's組は出番多かったです。

ジャック、クロウに、龍亞・龍可、アキさんも。

遊星の回想のみですが、その他のキャラ達も。

カーリーやらシェリーさんやら、牛尾や狭霧さん、鬼柳も居たな。



GXからは、十代に取り憑いてる例の二人。

大徳寺先生は観戦&解説役で活躍。

ユベルもちょこちょこ出てきて十代を励ましてます。

イベント会場の人達を避難させるのに、利用されたり。(笑)

(この時のユベル、ちょっと不満顔だった??)

ネコのファラオも、何気に存在感アピールしてた。(笑)



DMからは・・・じいちゃんとペガサスだけでした。(がっかり)

GXでもデュエルターミナルでも必ず出番ある人気キャラの海馬なら、

当然劇場版にもちょい役で出しゃばってくるハズ・・・と思ってたのですが。

けど、ペガサス会長のいつもの口調が聞けて満足。



三人の出会い。

十代を取り巻く大徳寺先生とユベルを見ても驚かない遊星。(笑)

紅き竜の力で時代を超えた時点で、もう何があっても驚かない心境なのかも。

でも、遊星ってデュエルモンスターズの精霊は見えたんだっけ?

5D'sで精霊が見えるのは、龍可だけだったような。



いきなり現れた十代と遊星の、突拍子もない話に、素直に信じて協力してくれた表遊戯。

少しも疑わず、この異常事態を受け入れているのが凄い。(笑)

それにしても、双六じいちゃんが死んでしまうあの場面はショッキングだったな。



三主人公の、それぞれの関係と互いの評価。

遊星は十代に対しても敬語なんですね。

外見だけなら、シリアス顔の遊星が一番年上に見える。

正体不明・年齢不詳なブルーノにでさえタメ口なので、結構意外です。

時代が過去だから、遊星からみたら先輩・・・だから?

先輩達に気を遣いながら、遊星頑張ってました。(笑)



冷静な遊星から見ると、世界の命運を賭けた戦いなのに、遊戯も十代も楽しそうだと。

強敵を相手にデュエルするとワクワクしちゃう人達だからな。(笑)



遊戯は遊星の戦術の巧みさを評価。

一方、十代の大胆な戦術も褒めてました。

デュエルにそれぞれの性格が上手く出てます。



パラドックスの目的。

破滅の未来を変える為・・・だそうですが。

ペガサスの死で変わる、破滅の未来とは一体・・・?

関連があるとすると、GX4期、ダークネスに見せられた荒廃した世界。

十代はその未来を知っているハズだとか、ダークネスが言っていた気がするけど。

いずれにしても、そうとう遠い未来(数百年後?)なんでしょうね。

しかし、ペガサスが死んだ程度で、どう世界が変わるのか・・・・?

どの時代においても、デュエルモンスターズによって世界の危機が訪れ、

そしてデュエルモンスターズによってその危機を救ってきた訳だから、(遊戯王ではよくある事。(笑))

何か関連があるんでしょうね。

(この未来について、アニメーションブックの制作者インタビューで、

5D'sシリーズ構成の吉田伸さんの気になるコメントが。

5D'sの今後の展開とパラドックスは、関連がある??)



モンスター達、大迫力で大活躍。

サイバーエンドとレインボードラゴン、レッドアイズ、ブルーアイズは出番あり。

十代のセリフでヨハンの名が出てきたり、攻撃時にちゃんと技名を叫んでくれたりするのが、ちょっと嬉しい。

そして、捕らわれのメインヒロイン(笑)、スターダスト大活躍!CGもきれいでした。

何より大画面での大きさの迫力が良いです。

お馴染みジャンクシンクロンやロードランナーもかわいかった。

クリボーも巨大化で、まさかの大活躍。

ネオスは冒頭から実体化してるし。(笑)

最後はお待ちかね。
ブラックマジシャンと、ブラックマジシャンガールの師弟コンビ登場!

しかも、しゃべってます!(笑)

TVアニメでは電脳世界とか異世界とか、精霊化とか、そういう場面でしかしゃべらなかったから、驚いた。

攻撃時のブラマジ師匠のかっこよさと来たら!

攻撃がBMG(ブラックマジシャンガール)に向けられた時、破壊を防いでくれた十代と遊星が何気に優しい。



怒濤の展開で、デュエルが短く感じる。

遊戯にターンが回ってきた所で、決着がつくのかと思いました。

最後は十代と遊戯のカードが、遊星のスターダストをサポートする形で。

初代デュエルキングの遊戯が最後を飾る、のではなく、現主人公の遊星を旧主人公の二人が立ててくれた感じです。



別れを惜しむ三人。

また会えるさ、とか言ってる十代と遊戯。

はい、来た。
劇場版第二弾フラグ。

噂にはなってますが。
実際はどうなんでしょうね。

今回はアニメ10周年記念だから特別に、っていう企画なんだと思うけど。

続編は、個人的には難しい気がします。

今回の興行の成功と、今後のアニメ&OCGの人気持続があれば・・・?



スタッフ的にも厳しいかも。

5D'sのスタッフ動員したから、TV放送は番外編に・・・。



原作者、高橋和希先生がワンシーンだけ原画を描いたという話も聞いたけど、どこなのか分からなかった。

(正解は公式ブログに載ってました。)



BGMも良かった!

ちゃんとDM・GX・5D'sと、三作の曲が使われていて嬉しい。

やっぱりこのキャラの活躍シーンは、あの曲でないと盛り上がらない!って事を、制作スタッフもちゃんと分かってらっしゃる。



パラドックス声で歌う主題歌のボーカル。(笑)

歌詞内容は合わないけど、曲のノリは良かった気がする。





一つ残念なのは、映画のパンフがない事・・・・。

10th Anniversary Animation Bookっていうのが出てますが、これがパンフの代わりなのかな?

内容の大半はテレビシリーズのムック本でした。

DM、GX、5D's、全シリーズの紹介がカラーで載ってます。

映画紹介、映画制作者&原作者インタビュー等、劇場版パンフっぽい内容も少しだけ。



遊☆戯☆王 10th Anniversary Animation Book (Vジャンプブックス)

遊☆戯☆王 10th Anniversary Animation Book (Vジャンプブックス)