遊☆戯☆王デュエルモンスターズ その7



アニメ版オリジナルのドーマ編、KCグランプリ編は飛ばして、

次、ファラオの記憶編に行きます!



■第199話「究極のゲーム」

冒頭、何かに追われているバクラ。

闇人格は千年リングが無くても主人格バクラに干渉できるのか。

どんなに逃げても無駄らしい。哀れな宿主バクラ。



じいちゃんの昔話。

同じ声優さんが若い頃を演じてます。

若き双六が銃で脅す案内人を迷路で励ます場面が。いい人なんだな。

絶体絶命のあの時、双六を救ったファラオが、双六をシモンと呼んでました。

双六に古代文字が読めたのも、全部この因縁だったのか。



いよいよエジプトに向かう遊戯。

記憶探しを躊躇している裏遊戯に、自分に遠慮しなくていいと語る表遊戯の優しさ。

神のカードと千年アイテムが羽蛾と竜崎に奪われるも、バクラがこれを阻止。





■第200話「動きだした闇のバクラ」

ファラオの記憶の世界で行われる、究極の闇のゲームへの招待。

これが最終決戦への伏線。

お前は何者かと問われて、自分でも忘れたとバクラが言っていたのは、

白を切ってるのか?



そして、もう一人の招待者は海馬。

モクバを人質にすれば、罠でもなんでも必ずのこのこやってくる海馬のお約束。

デスクの引き出しには、愛用のアタッシュケースに入ったカードとディスクを忘れない。(笑)

白いスーツからちゃんといつもの衣装に着替えてきてます。律儀。



バクラの目当ては神のカードに対抗できる、ブルーアイズ。(対抗できるの?)

カードを奪う訳じゃなく、ディアバウンドにブルーアイズを倒させ、

ブルーアイズの能力を吸収するのが目的だったらしい。

目的を果たすとデュエルも中断して帰ってしまう身勝手さ。



エジプトで行われる究極の闇のゲームに海馬をおびき出すために、

”ブルーアイズとの因縁”をちらつかせるあたり、賢いな。

ブルーアイズと聞けば、海馬は行かざるを得ない。(笑)



折角の社長のターンなのに、残念な作画。(汗)(作監:井上善勝)





■第201話「開かれた記憶の扉」

石版に三枚の神のカードをかざしたとき、

ファラオの魂は記憶の世界へと旅立つ。

同時に、千年パズルに寄生させたバクラの魂により、闇バクラも記憶の世界へ。



残された表遊戯達の前にシャーディーが現れ、バクラが仕掛けた

闇のゲームによってファラオに危機が迫っている事を知らせる。

シャーディーの肉体は闇バクラによって既に滅ぼされていた?だから神出鬼没なのか。

(それ、どの辺のエピソードだっけ??)

ファラオを救うには、遊戯の心の中に隠された記憶の扉を見つけなければならない。



記憶の世界で、いきなり即位の日のファラオになった裏遊戯。

知らない事ばかりで戸惑いっぱなし。

双六似の側近、シモン。

王の墓のあの仕掛けは、シモン自身が作ったのか!

そして、三千年後、自分で挑むんですね。(笑)

千年アイテムに選ばれし六神官。

その力をファラオの前で次々と披露。

イシズ似のアイシス

そして、海馬似の神官セト。

海馬の様なふてぶてしさはあんまり無いかな。ファラオに対して忠誠を見せてます。



バクラも”いろいろと思い出してきた”と言ってたから、やはり記憶を失ってたのか。

でも、ファラオに闇のゲームを仕掛ける事、そして冥界に潜む巨大な力を手に入れる目的だけは

忘れてなかったんだな。



作画今イチだけど、主要場面だけは綺麗。





■第202話「盗賊王バクラ見参!」

表遊戯が城之内達と共に、記憶の迷宮で真実の扉を探す。



姿を現した盗賊王バクラ。千年アイテムを奪い、冥界の力を手に入れようと企む。

その千年アイテムの秘密は知っているのは現在は神官アクナディンのみ。

たしか、千年アイテムを創出した先代ファラオに関わる秘密だったはず。

(原作は連載時読んだはずだけど、結構忘れてます。(汗))

バクラが先代ファラオを恨む理由も、そこにあったような。



「魔物が封印され、俺様は善人に、生まれ変われましたか?」

封印出来ない、バクラのカー、ディアバウンド。

対抗する六神官が、デュエルを披露。それぞれ専用の精霊を安置する場があり、

ディアディアンクを用いて召還、使役する事ができる。

先代ファラオの墓を荒らし、ディアディアンクを手に入れたバクラが、

六神官を圧倒。



ここで裏遊戯が立ち上がる。

父の記憶は無くとも、父を思う気持ちはちゃんとあるんだな。

思えば裏遊戯には記憶と共に家族も居なかった訳だし。

激怒したファラオ、遂に三幻神の一つ、オベリスクを召還。

しかし、ディアバウンドがコピーしたブルーアイスの滅びのバーストストリームが神を直撃。

果たして・・・?

現実世界で、バクラが海馬にデュエルを仕掛けたのは、この為だったのか。



この大事な時に一人、まだ日本に居る海馬。ブルーアイズの嘆きの声を聞く・・・。

キサラが最後に登場!





■第203話「マハードの決意」

オベリスクと相打ちになったディアバウンド。

バクラ、一時退散。



セトはバクラに対抗するべく、より強力なカーを宿す者を探し出そうと提案。

アクナディンが制止する。

全てはファラオの為と言ってるけど、本心は・・・??



海馬はやはりブルーアイズが気になる様子。その心にミレニアムアイが反応する。

「運命など、因縁など、ありもしない非現実的な情念などに突き動かされる俺ではない。だが・・。」

このまやかしを見破る為と称して、結局はブルーアイズ号で旅立つ。(笑)



表遊戯は心の迷宮に、”もう一人の僕”の孤独を感じ取っていた。



仲間達と離れ、記憶も戻らないまま王として過ごし、一人で闇のゲームに挑む裏遊戯の寂しさ。

マハードとその弟子、マナが元気づける。

三人は幼なじみって原作にもあった設定だっけ?

重い雰囲気を変えてくれる明るいマナが元気でよい子です。

(しかし、王子時代のあの回想シーンは、ベタだな・・・。(汗))



千年リングに狙いを定めたバクラ。

バクラとの対決に覚悟を決める神官マハード。

アイシスが彼の不吉な未来を知り、知らせようとするが・・・・。

マハード自身、予見してるんですね。

その覚悟通りな展開が、この先に・・・。(汗)




■第204話「死闘! マハードVSバクラ」

ブラックマジシャン誕生秘話。



マハードの召還した幻想の魔術師がバクラのディアバウンドと対決。

はじめはマハードが優勢に見えたがディアバウンドの特殊能力、倒した敵の攻撃コピーに苦戦。

罠を仕掛けるも、バクラには通じず。

追い込まれたマハード、とうとう自身を生け贄に、カーとバーを融合。

幻想の魔術師と一体化したマハードが、ついにディアバウンドを倒す。



攻撃力とかLP(バー)とか、数値表現がないので、戦闘シーンはまんま力押し。

戦略的なデュエルの面白さがないのが残念。

(記憶編は基本的にデュエルないからなぁ。

ストーリー的には面白いんだけど。

記憶編の評価ってどうなんだろう?)



我が魂は永遠にあなたの僕なり。

石版にその姿を刻んだマハードの忠義。

アイシスがその身を案じていたけど、この二人、仲良かったのかな。



心の迷宮で、寄生していたバクラに遭遇する表遊戯達。

さらに、マハードの死で、震えるファラオの心を感じ取る。

扉を叩くのではなく、心に耳を傾ける事を知り、いよいよ真実の扉が開かれる時が。





■第205話「青い瞳のキサラ」

マハードの死で悲しみに暮れるマナに、修練を積み、マハードの遺志を継ぐよう諭すアイシス

ブラックマジシャンガールへと成長する伏線。

マハードの生前、本当は高い魔力と才能があるのに、

修行をサボってばかりでお師匠様に叱られるシーンが

原作にあった気がしたけど。その設定はここでは使われない?



キサラ登場話。

街の警備と称してカー狩りをするセト。

罪をまだ犯していなくても、邪悪なカーを宿す者を犯罪者予備軍として勝手に捕らえていく。

(酷い。(汗))



迫害を受ける白髪碧眼の女を発見。シャダの千年錠により強力なカーの持ち主と知るや否や、

彼女を保護する。

眠り続ける女を見て、物思うセト。

かつての記憶が蘇る・・・・。



盗賊に捕らえられていた少女を助けた少年セト。

しかし、そのせいで、彼の村は盗賊に焼かれる。

母親も殺され・・・。皮肉な運命。

窮地のセトを救ったのは、白き竜だった。



なんてドラマチックなボーイ・ミーツ・ガール。

しかも!この回作画いいよ!(作艦:原憲一)

少年セトと少女キサラがキレイ〜♪



この過去話、アニメオリジナルエピですよね。

原作に、容姿のみで差別を行う民衆の愚かさを非難するセトのセリフがあったような・・・。

一見正義感が強そうに見えて、その実、キサラを助けたのは、

強いカーを手に入れる為だったり。下心むき出しだった気がする、原作のセト。

(そのクセ、キサラが死んでから、初めて大切な者を失った事に気づく・・とかいう展開だったような。)



やっとファラオの記憶の世界にたどり着いた表遊戯達。

キサラを救った海馬似の神官に驚いたり。

しかし、王宮には入ることが出来ず。ファラオの閉ざされた心が侵入を阻む?

自分を呼ぶ声を聞きながら、今はまだ会えない裏遊戯。

ボバサ登場。あれ、この人の正体って・・・あの石版だっけ??



王の為とは言え、より強力な力を求める余り、

かつてのアクナディンと同じ過ちを繰り返そうとしているセト。

やはり生きていたバクラ。千年リングを手に、次は千年眼を狙う。

アクナディンの前で、彼の悪事、クル・エルナ村の惨劇と、セトが実の息子である事を明かす。





■第206話「千年アイテム誕生の秘密」

15年前の真実が語られる。

他国の侵略から王国を守るため、強大な力を必要としていた先代ファラオ。

弟のアクナディンは魔術書を解読し、盗賊の住むクル・エルナ村の村人を生け贄に、

千年アイテムを作成。しかし、そのアイテムは冥界の魔物を復活させる鍵でもあった。



アクナディンに重傷を追わせるも、千年眼は奪わずに逃亡するバクラ。

アクナディンをいかしておいたのは、利用するためらしい。

バクラを追うファラオ、オシリスを召還。そうそう、この展開思い出した。

確かここでもバクラを取り逃がす結果だったような。

新しい能力を手に入れたディアバウンドだが、神の攻撃を受ける。

バクラは街の人たちを人質に。

苦戦するファラオの元に、セト達神官が駆けつける。



重傷で苦しむアクナディンに、変化が。

才能と血筋を持った我が息子をファラオにしたいという邪念が生まれ始める。

これがセトに悲劇をもたらすんだったかな。