地球へ… 第11〜14話

第11話「ナスカの子」



ナスカの地に、自然分娩で初めてミュウの子供が生まれる。

喜びに沸く若いミュウ達。

一方、長老格のゼル機関長らは、過去の虐殺を持ち出し、

テラを目指すべきだと。

ミュウ内で意見の分裂。悩むソルジャー・シン。



サムが!!!

こんな死に方、酷い。

あんなにいい人で描かれたキャラの最期が、これとは、あんまりです。

顔に返り血浴びながら、恐ろしい表情で、ジョミーにナイフ振りかざすのが怖かった。

そして、よりによって、最後ジョミーの手で殺す事になるとは・・・。

ジョミーにとっても悲惨だし。

一方、教育ステーションで親友だったキースにとっても、これはショック。



全てマザーの仕業なのか?

今ではナンバーズのエリートとして出世したキース。

この事件が、キースがミュウへの敵意を持つ切っ掛けになるんですね。



ナキネズミに名前が無かった事を指摘されるジョミー。

雨の中を歩いてみたいと言いだし、転ぶゼル。

カリナの子に、プレゼントの人形を彫るハーレイ。

今回はミュウ達の、コミカルで微笑ましいシーンが見れたのが良かったです♪

こういう描写、もっと増やして欲しいな。

作画もキレイで丁寧でした。




第12話「孤独なるミュウ」



ナスカに根を下ろして3年。

ユウイの死。ナスカで最初の犠牲者が。

人類との戦いでって訳じゃなく、単なる事故死なのが、何だかな・・・。

平和ボケだと言われても仕方がない?



一層深まる、世代間の溝。

とうとう、若いミュウ達の反乱が。

選択を迫られ苦悩するジョミーに、”側にいる”と思念を送ったのは、誰?(ブルー?)



サム、生きてたのか。

しかし、精神にダメージが。成人検査を受ける前の幼児になってます。

ジャーナリストとなったスウェナが、キースに接近する。

キースの言うとおり、変わったな、スウェナ・・・。

離婚したの、とあっさり言ったり。何か、すれてる・・・。(汗)

昔の清楚で優しかった君はどこに。(笑)



キースがいよいよ、調査にやってくる。

マツカとの出会い。女の子っぽいですね、この子。

自身がミュウである事は知らず、ただマザーにばれないよう怯えながら生きてきたマツカ。

ナンバーズとなったキースは、ミュウを見破り、思念による攻撃に対抗する訓練も受けているらしい。

って事は、ミュウの存在が一体何なのか、

その存在が公にされない理由なども知ってるんだろうな、今では。

マザーに対する疑念は、もう無いのかな。



マツカも当然、キースにとっては抹殺する対象のハズなのですが・・・。

背後から近づくな!!とか言いながらも、なぜかマツカを殺さず、同行させるキース。

同情からなのか、それともシロエを思い出させるからか。



OPにある、キースとフィシスの場面、アレはイメージ?

今のところ、この二人って全く接点ないな・・・・。




第13話「星に潜むもの」



フィシスの占いに、不吉な予感。



未熟な部下をあてがわれて苦労しながらも、

とうとうジルベスター星系第7惑星に到着したキース達。

ジョミーが危険を察知し、着陸を阻止しようとするが。



ジョミーとキースの、初対決が見物!!

互いに、相手の存在を強く意識してます。



リオがジョミーの危機を救って大活躍。やっぱりこの人スゴイ。

捕虜となったキースの深層心理を解析しようとするが、強固な精神防壁が。

マザーの施した思考プログラムに、強い反感と悲しみをあらわにするジョミー。



キースの心を読んで、激しく動揺するフィシス。

フィシスと同じテラの記憶、フィシスの歌を、なぜキースが知っている・・・?

キースに記憶を仕込んで、歌を聴かせたのはマザーイライザだから・・。

フィシスは、マザーと何か関係があるのかな??



部下を叱咤激励しながらも、マツカの前では不安を口にしたリ、

強靱な精神でジョミーのサイオン攻撃を防ぐキースが、今回かっこよかったです。

以前はあまり好きなキャラではなかったんだけど。

大分感情が豊かになり、人間らしくなったからかな。



そして、マツカ。単独でキース捜索に。

自分を殺さなかったキースに、思うところがある様子。

キースもマツカをある程度信頼している?結構、仲いいのか。




第14話「同じ記憶」



新OP。

今度は前回と違って、先の展開を順にみせるカット集じゃなくて、イメージメイン?

気になるのは、ジョミーにはブルー、キースにはフィシスが、

それぞれ強く関わっていきそうなカット。

最後に、ジョミーとキースが互いに歩み寄る・・・?のかなぁ。

物語も後半に入って、救いのあるハッピーエンドを期待したい所です。



ガラスを介して、キースとフィシスの接触

キースの中の、あの歌、あのテラのイメージに、驚きを隠せないフィシス。

なぜ?あなたは一体?その疑問が、キースへの関心を高めていく。

一方のキースも、マザーイライザに似たその容姿、

簡単に質問に答えた(無意識に?)フィシスの無防備な心に、その存在が気になる様子。

お互い、知らずに惹かれ合っているような。(期待)



ジョミーは、幼いトォニィを使って、キースの心に入り込み、和解を試みるが。

自然分娩で生まれた子供というのは、人類にとっては衝撃?

キースの記憶にあった、あの少女は殺されてしまったのだろうか・・・。

サムの事で、キースがジョミーを憎んでいるとしたら。

実はマザーに操られていたサムの真相は・・・キースは知らないんだろうな。

分かり合えないのが、もどかしい。



マツカがキース捜索にナスカへ。

そうか、マツカはミュウだから、サイオンドリームとか効かないんですね。これは厄介。

ジョミーがナスカに向かう一方。

トォニィ、まだ子供なのに、キースへの、あの凄まじい憎悪が・・・。恐ろしい子。(汗)

純粋無垢なかわいい顔して、このギャップは一体。

もしまだ死んでいないなら、将来が怖いな。



ブルーが目覚める??彼を目覚めさせたのは、誰??

(キース?トォニィ??)



新ED。

メインはナキネズミのレインという、大胆な選択。

曲が好みではないけど、演出が良い。



シロエ編は退屈だったけど、ここに来て面白くなってきました。

キースとフィシス、敵味方でのロマンスに期待。

そこに、ジョミー、ブルー、マツカ等、どう絡んでくるのか。

ナスカと地球、ミュウはどちらを選択するのか。